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フォールン・ブリッジ 橋渡し不可能な分断社会を生きるために

御田寺圭/著
著作者
御田寺圭/著
メーカー名/出版社名
徳間書店
出版年月
2024年9月
ISBNコード
978-4-19-865845-8
(4-19-865845-5)
頁数・縦
253P 19cm
分類
社会/社会学 /現代社会
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価格¥1,800

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

情報技術の発達とともに、だれもが手軽に「つながり」を得られる時代になった。スマートフォンの画面を覗いてみれば、一人ひとりがいまなにをしていて、なにを考えているのかが、いままで以上に見えるようになった。遠く離れていても、時間をともにしていなくても、言葉を伝えることもできるようになった。だが、いつでもどこでも他者との「つながり」を感じられるはずの時代に、私たちは他者とつながれなくなった。つながりすぎるせいで、相容れない部分ばかりが見え、つながりながら訣別し切断する。「もっとお互いをよく知るべきだ」−−だれかが訳知り顔で言う。そうではない。お互いの理解が足りないせいではなく、お互いのことをよく理解したから、私たちは分断されたのである。「分断」された私たちの間に、橋を架けることはできるのだろうか。現代社会の歪みを象徴する出来事から紐解く御田寺圭、最新論考。(目次)私たちは、つながりながら分断する 世界に生きている。第1章 行き場なき者たち◎ある受け子のメモ◎助けたい姿をしていない弱者◎絶望のろ過装置◎揺るぎない民主主義のジレンマ◎オルタナティブな暴力◎いじめ問題にまつわる不都合な真実第2章 世代間対立の時代◎この世はでっかい老人ホーム◎快適で、そして冷たい社会◎奪い合いの時代がはじまる◎ジェネレーション・ロスト第3章 若者と倫理◎かつてチャリで来た少年◎恋愛を恐れる若者たち◎かぶき者が消えていく◎知性の行き詰まり◎体験格差の時代第4章 未来という名の侵入者◎ある町の悲鳴◎資本主義の終わりの姿が◎昭和99年の東京

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